星空は、カメラの被写体としてとても人気が高いです。サンプル写真をみて、私もこんな星空写真も撮ってみたいなと思ってる方は多いんじゃないでしょうか。
そこで本記事では、これからカメラを始めようという方や、カメラ初心者で、星空撮影をしたいという方に、おすすめのカメラ機材を紹介していきたいと思います。
星空撮影に必要なカメラ機材
これから初めて、カメラで星空撮影にチャレンジする初心者の方は、以下のカメラ機材を揃えていく必要があります。
・カメラボディ(本体)
・広角レンズ
・三脚
この3点が星空撮影に、必須のカメラ機材となります。それでは、これらのカメラ機材の選び方について紹介していきたいと思います。
星空撮影におすすめのカメラ本体
星空撮影向けのカメラの選び方
まずは、星空撮影をするのに必須なカメラのボディから紹介していきたいと思います。
カメラは、一眼レフでもミラーレスでも問題ありません。初級機~上級機まで様々なランク帯のカメラがあります。良いカメラほど値段が高くなってくるので予算と考えて選ぶのが良いです。
星空撮影において重要となってくるのは、ISO感度です。ISO感度は最新カメラは性能が格段に良いため、中古で購入する場合でも比較的新しいカメラを購入するのがオススメです。初心者であれば一世代前くらいの中級機で十分満足のいく写真が撮れると思います!
リモートでシャッターをきることのできる機能もあるとよいです。星空撮影をする際には三脚にカメラをセットして数十秒程度シャッターを開けて撮影します。そのため、カメラ本体のボタンでシャッターを切ると、押した時の揺れで写真がぶれてしまう場合があります。そこでリモートでシャッターを切ることが出来ればそのようなぶれを防ぐことが出来ます。
一眼レフカメラのメーカーは、ズバリCanonかNikonのどちらかを選択するのがオススメです。他にもソニーや富士フイルムなどのメーカーがありますが、基本的にはCanonかNikonです。
理由としては2つあります。1つ目は国内の2大メーカーとして経営が安定していることです。昨今では、スマホが普及し、搭載されてるカメラも性能が上がってきていることから、一眼レフカメラの売上は下がってきています。もし、メーカーの経営が悪くなってしまうと、カメラ事業から撤退してしまう可能性もあります。そうなると新しいレンズが発売しなくなり、サポートも受けられなくなる恐れがあります。CanonやNikonであれば、もし何かあった場合でも高い確率で、ほかの大手企業が買収して、立て直しを図る事になるでしょう。そのため、いちばん安定しているため、おすすめです。
2つ目はレンズの選択肢が多いことです。純正レンズも豊富ですが、使えるサードパーティレンズも多いためコスパもよくおすすめです!
星空撮影に必要な広角レンズは非常に高価なレンズであるため、サードパーティーレンズなどを使用することでコストを抑えていい写真が撮れます。
Canonでおすすめしたいのはこちらの9000Dです。一眼レフカメラの中級機ですが、コスパもよく、性能も高いので綺麗な写真が撮ることが出来ます。
Nikonであれば、D7500という機種がおすすめです。
CanonとNikonはそんなに大差がないので、趣味で選んでしまっていいと思います!
星空撮影に必要な明るい広角レンズ
星空撮影には、明るい広角レンズが必須アイテムとなります。具体的に必要なスペックは以下のとおりです。
焦点距離:10mmmm
F値:2.8以下
ひとまずこのスペックが求められる最低限度だと思っておいてください。焦点距離は、短いほど広範囲を映すことができて、よりダイナミックな写真となります。
F値は、より小さいほど明るく映すことが出来るため、より多くの星を捉えることが出来ます。
では、具体的にはどのレンズが良いかと言うと、初心者であればまずは、SAMYANGの14mm、F2.8単焦点広角レンズがオススメです。
このレンズは、安価でありながら、非常に高画質で、色味も素晴らしいため、初心者向けの星空撮影レンズとして非常に優秀です。
CanonやNikonだけでなく、富士フイルムやSONY用のマウントも出しているため、是非こちらを購入して、星空撮影にチャレンジしてみてください!
SAMYANGについては、下記のページで詳しく説明しておりますので、良かったらこちらもご覧下さい。
【2022年度】SAMYANGの安いおすすめ神レンズ5選、評判と魅力も紹介!
もっと画質にこだわりたいという方には、SIGMA 単焦点レンズ Art 20mm F1.4がオススメです。
シグマの中でもArtという画質にこだわった高性能なレンズシリーズの広角レンズとなっているため、満足できること間違いなしです。
F1.4という破格の明るさがあるため、同じシチュエーションで撮影した場合であれば、こちらのレンズのほうが、より多くの星を写真に収めることができます!
F1.4の明るさともなると、広角レンズでも背景をしっかりぼかすことができるので、風景撮影やスナップ撮影などでも大活躍間違いなしです。
単焦点レンズなのでちょっと汎用性はあまりないですが、その分この性能のレンズとしては値段も安くてコスパという観点からみれば非常にお買い得なレンズとなっています。
少し予算に余裕があればこちらのレンズをお勧めしたいです。
以下、各メーカーごとに星空撮影におすすめなレンズを紹介しています。
Canon
【2022年版】星空撮影の初心者におすすめ、キャノンの安い広角レンズ5選
Nikon
富士フイルム
星空撮影におすすめなFUJIFILMの安い広角レンズ5選【2023年版】
PENTAX
【2022年版】星空撮影の初心者におすすめ、ペンタックスの安い広角レンズ5選
SONY
【2023年版】星空撮影の初心者におすすめ、SONYの安い広角レンズ5選
星空撮影に必要な三脚
最後に説明する必須機材は三脚です。星空撮影は、数十秒シャッターを開けて設定するため、三脚がないとブレブレでまともな写真を撮れません。
特段高価なものは必要ありませんが、一般的な三脚は、用意する必要があります。