みなさんは、SAMYANG(サムヤン)というレンズメーカーをご存知でしょうか?
アマゾンなどでSAMYANGのレンズを見ると、結構好評なレビューが多く気になっている方も多いかと思います。
そこで本記事では、の評判や魅力などと合わせて、おすすめのレンズを紹介していきたいと思います。
SAMYANG(サムヤン)とは
SAMYANGという名前を聞いてどことなくSAMYONG(サムヨン)に似ているなと感じた方も多いのではないでしょうか?SAMYANGはレンズのブランド名で、1972年に韓国で創業した三洋オプティクスという株式会社で製造されているレンズになります。日本では2010年に、サードパーティーレンズのブランドとして、正式に参入しています。以外にも日本での歴史はまだまだ浅いですね。現在では、有名なレンズメーカーである、ケンコー・トキナーが日本での代理店となっており、手に入りやすいレンズとなってきています。ケンコー・トキナーが商品サポートまで請け負ってくれているため、海外メーカーでも非常に安心して購入することができるようになっています。最近は交換レンズのラインナップも非常に増えてきており、シグマやタムロンに負けないくらいおすすめのサードパーティーレンズメーカーとなっています。
韓国レンズメーカー、SAMYANG(サムヤン)の評判
韓国だとSAMYONGは有名でよく耳にしますが、カメラを趣味にしている人でも、SAMYANGはあまりなじみがないのではないでしょうか。
韓国というだけでちょっと大丈夫なのかなと思ってしまっている方も多いかと思います。
レンズだとそれなりに高価なものとなるので、評判は非常に気になるところです。そこでSAMYANGのネットの評判についてまとめてみました!
まず、画質についてですが、画質は純正のレンズに比べても引けを取らず非常に高性能でとても評判がいいです。
それに加えて純正のレンズより価格が安いので、コストパフォーマンスはめちゃめちゃいいです。
同じサードパーティーのシグマやタムロンとであれば十分渡り合えるというか、個人的には勝っているレベルの画質の性能を備えています。
単焦点レンズのラインナップしかないことから、結構画質には自信を持っているメーカーということがうかがえるかと思います。
SAMYANGについてはマイナスな評判もほとんどなく非常にいいレンズメーカーだと思います。
純正のレンズに劣っている点としては、オートフォーカス機能がついていなかったり、手振れ補正機能がちょっと寂しかったりというところだと思います。
そのため、純正のレンズに比べるとちょっと操作性の面で劣っているという印象です。
ですが、SAMYANGのレンズは主に広角から中望遠を主戦場としているため、手振れ補正などはそこまで求められる性能じゃないかと思います。
最後に実際のAmazonなどの口コミをまとめてみましたので、こちらも参考にしてみてください。
PentaxK50とアストロトレーサー(O-GPS1)の組み合わせで、レンズをSAMYANG14mmED-ASIF-UMCで初めて星空撮影をしました。広角のレンズなので、夜空の広がりを感じる画が出せます。サイズの割には重たく感じますが、コンパクトなので取り回しがしやすいです。重い分、質感はガッチリしている感じがします。日中の撮影でも、周辺部のゆがみもそれもレンズの特性なのかなぁと割り切って使っています。純正品の広角レンズの価格を考えたら、コストパフォーマンスに優れた、よいレンズだと思います。
星野撮影用に購入した初めての超広角レンズです。今は風景撮影で使用。非常にヌケが良くクリアで解像度も高く、星野撮影が楽しみです。質感も上々で気持ち良く使えます。室内の撮影に使うと歪曲はそれなりに出ていますが、そういう写り方をするレンズなのだと思い、問題だと感じていません。大きい、重いと言われていますが、24-120のズームなどに比べれば非常にコンパクトで軽く感じます。
結論から言うと信じられないほど鮮明な解像感とうっとりするようなボケ味です。85mm F1.4という性能で、国内メーカーではこの価格で手に入れるのはなかなか難しいでしょう。MFオンリーのため動体は諦めた方が良いですし、解放のままではピント合わせも至難ですがα7Rのピーキング機能を使ってじっくり時間を掛けて狙えば必ず応えてくれています。持っていれば必ず出番のある、持っていると使いたくなるレンズです。
SAMYANGのレンズはほとんどすべてのメーカーで使える!
SAMYANGの交換レンズは主に、「富士フィルム」、「ソニー」、「ニコン」、「キャノン」、「ペンタックス」、「マイクロフォーサーズ用」と日本の主要なカメラメーカーのほとんどでで使うことができます。
日本の一眼レフユーザーでも大半の方が使えるのでぜひともお勧めしたいメーカーです。
中でも広角レンズがおすすめなので、広角の単焦点レンズが欲しいという方はぜひ購入してみてください。
それでは、私がピックアップしたSAMYANGのおすすめ神レンズを紹介していきたいと思います。
SAMYANG(サムヤン)のおすすめ神レンズ5選
SAMYANG 単焦点広角レンズ 14mm F2.8 フルサイズ対応
SAMYANGの単焦点14mm、F.2.8の単焦点広角レンズです。
キャノン、ニコン、ソニー、フォーサーズのカメラで使うことができます。
SAMYANGで最も人気の高いレンズです。
F2.8という絞りの広さの広角レンズなので、広角レンズでありながら、背景も適度にぼかすことができます。
ですが、このレンズが一番輝くのは星空が被写体となるときです。
星空専用レンズといってもいいぐらいです。
非常に高画質の広角レンズで、青みがかかった発色がとてもきれいであるため星空を撮影するときに最適です。
各社の純正レンズに比べて、圧倒的に価格が安くてコストパフォーマンスがいいのも魅力的です。
ただ、オートフォーカス機能がついてなく、マニュアルフォーカスで合わせる必要があるので、一般的な撮影シーンではちょっと不便さを感じるかもしれません。ですが慣れてくると、マニュアルフォーカスで撮影するのも結構楽しいです。
また、このレンズは歪曲が激しいという特徴もあります。
イメージとしてはちょっと魚眼レンズのような写真の仕上がりとなります。
個人的にはこれもこのレンズの魅力だと思います。
風景撮影などではよりダイナミックに撮影できるので。歪曲が気になる方は、編集ソフトで少し加工すれば自然な感じになるので、それほど気にしなくていいかと思います。
こちらはSAMYANGのレンズで撮影された星空の写真です。このレベルの写真が撮れるのでぜひともお勧めしたいレンズです!!
SAMYANG 単焦点広角レンズ 12mm F2.0 APS-C用
このレンズは先ほど紹介したレンズとほとんど同スペックだと思っていただいてよいかと思います。富士フィルムのマウントでも使えるようになっています。APS-Cサイズのカメラを使っている方は、より焦点距離が短くなって広角の写真が撮れるのでこのレンズのほうがおすすめです。絞りもF2.0まで開くことができるので、星空撮影や夜景撮影にも強いです。
より広範囲の星空撮影をしたい方にお勧めのレンズです。
SAMYANG 単焦点レンズ 85mm F1.4 MK2
SAMYANGの85mmF1.4の中望遠の単焦点レンズです。中望遠でF1.4というのはなかなかないスペックです。このレンズで撮影すれば、背景がめっちゃきれいにボケるのですごいプロっぽい写真を撮影することができます。「MF 85mm F1.4 MK2」は7群9枚の光学系で構成されており、シンプルな構成ですが必須要素であるH-ASPレンズが活用されているため、球面収差や歪みが全く分からなくなっています。シャープな解像感が魅力で、被写体の細かい表情を表現する時に最適です。用途としては、星空撮影には向いていませんが、スナップ撮影やテーブルフォト、ポートレート撮影なんかにお勧めです。防塵防滴仕様となっているため、屋外の撮影でも安心して使うことができます。SAMYANGのレンズとしては珍しくオートフォーカス機能がそなわっています。結構スムーズにピントが合ってくれるので動きのある被写体の撮影にも対応できます。
Samyang 135mm f/2.0 ED UMC 望遠レンズ デジタル一眼レフカメラ用
SAMYANGの135mmF2.0の望遠レンズです。
先ほど紹介したレンズよりさらに尖った性能をしています。
85mmのレンズより焦点距離が長くなったのに、F2.0という驚異的な絞りの広さを持っているので、先ほどのレンズよりさらに背景がぼかしやすくなっています。
マニュアルフォーカスのため、自分でピントリングを回してを合わせに行く必要があります。
星空撮影に向いているレンズではありませんが、上半身を映したポートレート撮影などにとても向いているレンズとなっています。また、この焦点距離になるとちょっとした望遠撮影も楽しむことができて面白いです。
SAMYANG 単焦点魚眼レンズ 8mm F3.5 APS-C用
8mm F3.5のフィッシュアイ、魚眼レンズです・光学レンズの構造は7群10枚のレンズで形成されていて、フレアやゴーストを抑制することができる次世代ウルトラマルチコーティングが適用されています。露出も絞りもピントもすべてマニュアルのレンズです。ほぼピンフォーカスでピントリングは回さなくてもピントが合います。撮れる絵は魚眼らしい個性的な絵で楽しいレンズです。コストパフォーマンスも高く、長いことあなたを楽しませてくれるレンズです。風景撮影はもちろんのこと、F3.5まで開放することができるので、星空撮影もばっちりこなすことができるレンズとなっています。
SAMYANG 単焦点広角レンズ AF 24mm F2.8 FE ソニーαE用
「AF 24mm F2.8 FE」はソニーEマウントカメラ専用で設計された単焦点広角レンズです。重さはわずか約93gしかなく、値段も非常にお手頃のため、初めての星空撮影や風景撮影用にお勧めの広角レンズです。
フルサイズで82.1˚の広い画角となり、ダイナミックな撮影が可能で、オートフォーカス機能もついているため、とても使い勝手がよく初心者にもおすすめのレンズとなっています。