双眼鏡を探していると、シルバークリスタルなどでよく聞いたことのあるメーカーであるスワロフスキーを目にします。
実はスワロフスキーは、双眼鏡分野においても、高級メーカーとして有名なのです。
そこで、本記事では、スワロフスキーの評判や魅力、おすすめの双眼鏡について紹介していきたいと思います。
スワロフスキーの特徴
スワロフスキーは、世界でも有数なクリスタルガラスのメーカーとして非常に有名です。
スワロフスキーは、1895年にオーストリアのチロル地方で創業しました。「誰もが手にすることができるダイヤモンド」をポリシーに、高品質クリスタル、天然及び人工のジェム・ストーンやアクセサリー、照明などの製品のデザイン、製造、マーケティングを行っています。
創業者は、ダニエル・スワロフスキーです。そしてその息子のヴェルヘルム・スワロフスキーが1935年に双眼鏡を作ったことがスワロフスキーにおいての双眼鏡メーカーとしての始まりです。
野鳥観察や狩猟用として双眼鏡を製造しています!
カーキ色に白い鷹をモチーフとしたマークがついているのが、スワロフスキーの双眼鏡の特徴です。
スワロフスキーの双眼鏡の評判
野鳥観察におすすめ!
スワロフスキーの双眼鏡は、非常にクリアで明るいことで非常に評判が高いです。
鷹のマークとなっていることもあり、野鳥観察、バードウォッチングの愛好家の中では、とても人気が高く、双眼鏡の中では名実ともにトップブランドとなっています。
スワロフスキーの双眼鏡はなぜ高いのか
双眼鏡のメーカーは他にも、Nikonやライカ、ビクセン、Kowa等のメーカーが知られています。
その中でもスワロフスキーの双眼鏡は最も高価な部類の双眼鏡と言えます。
なぜ高いのかと言うと、他のメーカーと比較してもそれだけ高性能だということです。スワロフスキーのブランドによるところも多少はあると思いますが、そんなの気にする必要が無いレベルでスワロフスキーの双眼鏡は高性能という評判なのです。
初心者にありがちな勘違いですが、双眼鏡のスペックは倍率によって決まるものではありません。むしろ明るさや、色収差のなさで決まります。
ホームセンターなどで売られている1000円~2000円程度の安価な双眼鏡は、覗いてみると、肉眼で見るより暗かったり、周辺がなんかボケているような歪んでいるような感じがして、しっかり見える視野となると大分狭く感じます。
それが2万円を超えるクラスの双眼鏡になると肉眼と同等程度には明るく、周辺の歪みもだいぶ少なくなるのです。
これがスワロフスキークラスの双眼鏡となると、肉眼で見るより明るく綺麗に見えるのです。一眼レフで撮った写真が実物を見るより綺麗なのと同じ状態ですね!
スワロフスキーの双眼鏡は、やはり高価な事だけあって、この明るさや色収差のなさという点で極めて素晴らしいものを持っています。
野鳥観察をしている人がゆく着く先の双眼鏡が、スワロフスキーの双眼鏡なのです。
スワロフスキーの双眼鏡を使ってバードウォッチングをしていれば、バードウォッチャーの方から良い双眼鏡使ってるねと声をかけられるようなそんな代物です!
スワロフスキーは上級者向けの価格帯のものになりますが、双眼鏡自体、初心者には扱いが難しいといったものではありません。
これから野鳥観察を極めるぞと意気込んでいる初心者の方にもおすすめできる双眼鏡です!
スワロフスキーのおすすめ双眼鏡
それでは、具体にスワロフスキーの双眼鏡の中でのおすすめを紹介していきたいと思います!
CL POCKET 8×25
CL POCKET 8×25は、スワロフスキーのCLシリーズの双眼鏡となります。CLシリーズは、非常にコンパクトで持ち運びに非常に便利な双眼鏡です!
スワロフスキーの双眼鏡の中では1番コンパクトな、双眼鏡となります。
公式にはコンサート用とかでおすすめされていますが、8倍という倍率は野鳥観察にももってこいです。対物レンズの有効径が25mmととても小さいので持ち運びに便利です。野鳥観察などで一眼レフカメラとかも持ち運ぶ方には、この双眼鏡は邪魔にならずに非常にオススメです!
CL Companion 10×30
CL Companion 10×30も同じくCLシリーズのコンパクトタイプの双眼鏡です。
こちらは、スワロフスキーの双眼鏡の中では2番目に小さいサイズのものとなります。
倍率は、10倍で対物レンズの有効径が30ミリなので多少先程の双眼鏡よりは大きくなりますが、充分コンパクトです。10倍になるため少し暗くなるのかと思いきや、明るさは8倍と変わらず、色収差も無いため非常に高性能です。
10倍という倍率は手持ちの双眼鏡としては限界くらいの倍率だと思います。シギチドリなど小型の鳥などを見るのにオススメですね!!
EL 8.5×42
続いては、ELシリーズのEL 8.5×42の双眼鏡です。8.5倍の倍率は野鳥観察などに最適で、非常に使い勝手がいいです!
対物レンズ有効径は、42mmでCLシリーズと比較するとコンパクトさにはかけるものの、明るさや色収差の無さといった画質の面では、圧倒的に上回っています。
バードウォッチャーの中でも最も人気が高いのがこの、EL 8.5×42です。どれにするか迷った時はこちらをおすすめします!
EL 10×50
こちらは、ELシリーズの倍率10倍、対物レンズ有効径50mmの大型の双眼鏡です。重さも1キロ近くあるので、手持ちではちょっときつくなってくる大きさですね。三脚に立てることが出来るので、三脚に立てて使うといいですね。
倍率が10倍と大きいので、野鳥観察だけではなく、天体観測なんかにも使えちゃう双眼鏡となっています。