最近のスマートフォンはどんどん性能が上がっており、標準域では一眼レフカメラと遜色ないくらいの性能になってきています。
一眼レフカメラと違ってスマートフォンであれば非常にお手軽に撮影を楽しむことができるのが魅力です。
そこで本記事では、スマホで昆虫撮影をする方法とおすすめのスマホ撮影機材を紹介していきたいと思います。
昆虫撮影をする際におすすめのスマホ撮影機材
スマートフォン
まずスマートフォンですが、スマホでの撮影は手ごろにできるというのが一番の魅力だと思います。そこで基本はお手元のスマホで撮影を楽しむという形でいいと思います。
ここでは一応、高画質な写真が撮れるスマートフォンを紹介しておこうと思います。
iPhpne 14
日本では最も人気の高いアップルのiPhoneシリーズです。
iPhone14のカメラ性能の概要は以下の通りです。
・4800万画素
・広角域のF値が1.5
・アクションモードで手ぶれ補正が強化
・暗い場所での撮影が最大2.5倍の性能
・シネマティックモードは4K撮影に対応
・インカメラはオートフォーカスを搭載
中でも特筆べきところはF1.5の絞り性能です。
これにより暗いところでも非常にきれいに撮影することができたり、背景をばっちりぼかすことができます。
Galaxy S23
Andoroid端末であれば、SamsungのGalaxy S23がおすすめです。
・5000万画素
・F1.8
・ビデオ撮影解像度;UHD 8K (7680 x 4320)@30fps
手振れ補正等もついており、iphoneの最新機種とも遜色ない性能となっております。
Galaxyは見た目もシンプルなのでおすすめの端末です。
外付けマクロレンズ
最新のスマホではマクロ撮影ができるレンズが搭載されたものもありますが、拡大倍率は0.5倍程度(普通のレンズは0.3倍程度)であり、一眼レフカメラのマクロレンズと比べてしまうとお話にならない性能となってしまいます。
そこでぜひ使ってみてほしいのが外付けのマクロレンズです。クリップタイプのものがほとんどでスマホレンズの上からつけて簡単に撮影を楽しむことができます。
これらのマクロレンズをつければ、等倍以上の撮影ができるだけでなく、数センチの接写も可能となります。スマホで昆虫撮影を楽しむなら必須のアイテムです。
スマホでの昆虫写真の撮り方
マクロモードや外付けマクロレンズを使用する
最新のスマートフォンのカメラアプリには、マクロモードと呼ばれる特別な撮影モードが備わっていることがあります。
マクロモードは、近距離での撮影に特化しており、小さな被写体や詳細なディテールを捉えるのに適しています。またスマホによってはマクロレンズがついていることもあります。
また先ほど機材紹介でもお話に挙げた、外付けのクリップタイプのマクロレンズを使うのがおすすめです。
静止した状態で撮る
昆虫は一般的に動きが速いため、被写体がぼやけてしまう可能性があります。
特にスマホではシャッタースピードを調整できないことが多いため、被写体ブレで撮影がうまくできないことが多々あります。風の弱い日に枝や葉の上に止まっている昆虫を見つけるなど、一眼レフでの撮影と違って、条件が良い日に撮影するとよいです。
焦点を合わせる
スマートフォンのカメラは自動フォーカス機能がありますが、昆虫の細部をよりクリアに捉えるためには、手動で焦点を合わせることが重要です。画面上の昆虫をタップして、焦点を合わせてみてください。また、昆虫が動いている場合は、瞬時にフォーカスを合わせるのが難しいため、連写モードを利用すると良いでしょう。
安定した姿勢で撮影する:
昆虫の撮影は細かいディテールを捉えるため、手ブレが起きないようにすることが重要です。
スマホでの撮影はいくら手振れ補正がついていたとしても、一眼レフカメラと比べるとぶれやすいです。普通の撮影ではあまり気になりませんが、外付けのマクロレンズをつけて昆虫撮影などを楽しみたいときには手振れが結構気になることがあります。
両手をしっかりと支え、身体や肘を固定してからシャッターボタンを押すようにしてください。
ズームは極力使わない
スマートフォンのズームは一気に画質が落ちる傾向があります。
そのためズーム機能は極力使わず、スマホを被写体に近づけること心掛けるのがおすすめです。
まとめ
最新のスマホは非常に高性能になってきているため、外付けのマクロレンズとかを使うと意外と昆虫撮影を楽しむことができます!
もっと本格的に昆虫撮影をしてみたい人は以下の記事も読んでみてください。
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