一眼レフカメラの被写体として人気が高い星空について、星空撮影を楽しむのに必要となってくるのが明るい広角レンズです。
そこで、本記事では、マイクロフォーサーズのカメラで使えるおすすめの広角レンズを紹介していきたいと思います。
星空撮影におすすめなマイクロフォーサーズの広角レンズとは?
マイクロフォーサーズはデジタルカメラのマウント規格の一つで、パナソニックとオリンパスによって共同開発されたものです。
マイクロフォーサーズはフルサイズやAPS-Cサイズの一眼レフよりコンパクトなつくりとなっています。センサーサイズはAPS-Cサイズよりさらに小さくなっているのが特徴です。
マイクロフォーサーズでは、10mmの焦点距離のレンズであればフルサイズ換算で、20mmとなります。
マイクロフォーサーズのカメラは、センサーサイズが小さいため、多くの光を取り込むことができなくなるため、画質やISO感度などの性能がフルサイズに比べて落ちるというデメリットがあります。
しかし近年のマイクロフォーサーズのカメラはどんどん性能が上がっており、フルサイズやAPS-Cサイズとも遜色のないレベルとなってきています。
マイクロフォーサーズのカメラで星空撮影をする際は、フルサイズのカメラで選ぶレンズより画角が狭くなるため、さらに広角のレンズを選ぶのがおすすめです。
星空撮影におすすめなマイクロフォーサーズ用の広角レンズ
OLYMPUS 超広角ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO マイクロフォーサーズ用
「超広角ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」どんな状況下でも常に高画質を提供する「M.ZUIKO PRO」カテゴリーの大口径F2.8高性能超広角ズームレンズです。高い光学性能と防塵防滴性能、堅牢性を有し、様々なシーンで使えるおすすめの広角レンズです。
小型軽量のレンズはとても使いまわしがよく、大口径F2.8の開放絞り値から優れた光学性能を有しており、風景撮影はもちろん、レンズの明るさを生かした星空撮影、風景撮影、水中撮影などで活躍すること間違いなしです。
解放F2.8でも非常に高画質の星空撮影を楽しむことができます。
どれを購入するか迷った方はこちらを購入しておけば間違いなしです。
パナソニック 超広角ズームレンズ マイクロフォーサーズ用 ライカ DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0
ライカの8-18mm F2.8-4.0の広角ズームレンズです。
精度を追求した非球面レンズ4枚(非球面/EDレンズ1枚を含む)が採用され、広角レンズで起こりやすい歪曲収差・像面湾曲・非点収差が徹底的に抑えられているため、非常に高い描写力をもったレンズとなっています。
広角側では、F2.8 と非常に明るいため、8㎜で星空撮影をするのがおすすめです!
望遠側になると少し明るさが下がるかなといったところです。
SAMYANG 単焦点広角レンズ 12mm F1.5 マイクロフォーサーズ用
SAMYANGの12㎜、F1.5の単焦点広角レンズです。
マイクロフォーサーズのレンズで一番コスパに優れているのがこのレンズだと思います。
F1.5なので非常に明るく星空撮影のレンズにお勧めです。
デメリットしてと、マニュアルフォーカスしかないので少し使い勝手が悪いというのと、フレアが発生しやすいので逆光に弱いという点があげられますが、星空撮影するうえでは全く関係ないので問題ないでしょう。
OLYMPUS マイクロフォーサーズ用フィッシュアイレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye
オリンパスのマイクロフォーサーズの魚眼レンズ8㎜ F1.8です。
マイクロフォーサーズのレンズはフルサイズ換算で倍程度の焦点距離になるため、星空撮影をする際にはできるだけ焦点距離が短いレンズがおすすめとなってきます。
そんな中でこちらの魚眼レンズは焦点距離がたったの8㎜でF値も1.8と非常に明るいので星皿撮影にとてもおすすめです。
星空撮影以外にもフィッシュアイのユニークな移りを生かした、夜景撮影や風景撮影、ポートレート撮影を楽しむことができます。手振れ補正もついているため、暗いところでも手持ちで撮影を楽しむことができます。また、最短焦点距離が2.5cmと非常に短いため、花や昆虫類を対象としたマクロ撮影にもおすすめです。
パナソニック 単焦点 広角パンケーキレンズ マイクロフォーサーズ用 ルミックス G 14mm/F2.5 ASPH
パナソニックの14㎜、F2.5の単焦点レンズです。
こちらは今回紹介しているレンズの中で最も安価で、コンパクトなため、気軽に星空撮影を楽しむことができます。
画質は少し劣りますが、初心者であれば十分楽しめる写真を撮影することができます。