【2023年版】星空撮影におすすめ、SONYの明るい広角レンズ5選

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初心者でも簡単に撮影することができるのは、実はカメラに明るい広角レンズと三脚を用意するだけで十分です。

星空撮影に最適なレンズを選ぶ際には、いくつかの要素を考慮する必要があります。

この記事では、星空撮影に適したレンズの選び方と、SONYの一眼レフカメラで使用できる、コストパフォーマンスの高い安いおすすめの星空撮影用レンズを紹介していきたいと思います。

 

星空撮影におすすめなレンズの選び方

星空撮影はどんなレンズでも撮影できるというわけではないので、まず星空撮影に必要なレンズの条件、レンズの選び方、選ぶ際のポイントなどを紹介していきたいと思います。

 

①星空撮影におすすめなレンズの焦点距離(広角レンズ)

星空を完全に捉えるためには、広角レンズが好まれます。広い画角を持つレンズは、広大な星空を豊かに表現することができます。通常、焦点距離が10mmから24mmの範囲の広角レンズが星空撮影に最適です。

広角レンズが適している理由は大きく2つあります。

まず最初に、撮影される写真の迫力が異なるという点です。

標準レンズを使用すると、人間の視野範囲程度しか写真に収めることができません。星空を撮影する際には、美しい広がりを持つ場所に行くことが前提となりますよね。

しかし、それにも関わらず、その場所の一部しか写すことができないのは非常にもったいないことです。
それに対して、広角レンズを使用することで、広い範囲を写すことができます。これにより、非常にダイナミックな写真を撮影し、実際の風景よりも美しい写真を作り出すことができるのです。

二つ目の理由は、星を点で捉えることができ、自然な写真が撮影できるという点です。

星空を撮影する際には、星の明るさは実際にはそれほど強くないため、通常のシャッタースピードではほとんど写りません。そのため、シャッタースピードを遅くして光を多く取り込む必要があります。これにより、肉眼では見えないほどの多くの星を写真に収めることができるのです。

しかし、地球は自転しているため、約20秒程度の長時間露光を行うと、星が移動し、写真上で流れ星のようになってしまい、不自然な写真になってしまいます。
一部意図的に長時間露光し、星の流れを表現することは面白い手法ですが、今回は一般的な撮影方法を前提として話を進めます。

一般的な星空写真では、星が流れない方が自然で美しい写真になります。

ここで広角レンズを使用すると、一つ一つの星が小さく写りますので、わずかにシャッターを長くしても、星の流れがほとんど感じられない写真が撮影できます。

以上の理由から、広角レンズまたは広角の魚眼レンズを使用して撮影することをおすすめします!

②F値の小さいレンズ

星空撮影において、次に重要な要素は絞りの性能です。

星空撮影は非常に暗い環境で行われるため、先に説明したようにシャッタースピードは最大でも20秒程度に制限されます。

そのため、必要な明るさを確保するためには、絞りとISO感度を調節する必要があります。ただし、ISO感度を上げると解像度が低下してしまうため、できるだけ低い値を維持したいところです。

そのため、絞りを開放した状態で撮影することが重要です。

可能な限りF値の小さいレンズを選ぶことが望ましいです。絞りの値が小さいほど、より多くの星を撮影することができますが、その分レンズの価格も高くなってしまいます。

したがって、自身の予算と相談しながらレンズを選ぶ必要があります。

最低限、F2.8以上の広い絞りがなければ、満足のいく星空撮影は難しくなります。したがって、F2.8を基準としてレンズを探してみてください。

F2.8の絞りがあれば、適切な撮影場所を選ぶ必要がありますが、天の川まで撮影することが可能です。

③星空撮影では三脚が必須

星空撮影には、カメラとレンズだけでなく、三脚も必要不可欠です。

シャッターを数十秒間開ける必要があるため、三脚がないと手ブレによって写真がぼやけてしまい、撮影が困難となります。

星空撮影では、激しい動きはほとんどありませんので、重厚感のある高級な三脚は必要ありません。むしろ、軽量で持ち運びが便利な三脚がおすすめです。

 

まとめ

星空撮影におすすめなレンズの選び方をまとめると、焦点距離は20mm以下の広角レンズで、F値は2.8以下の明るいレンズがおすすめです。

これに加えて三脚の準備が必須となります!それではキャノンの星空撮影におすすめなレンズを紹介していきたいと思います。

 

SONY αEマウント用の星空撮影におすすめな安い広角レンズ

カールツァイス Carl Zeiss 単焦点レンズ Touit 2.8/12 Eマウント 12mm F2.8

カールツァイスのTouit 2.8/12は、Eマウント用の単焦点レンズであり、焦点距離12mm、最大絞りF2.8を特徴としています。以下に、このレンズの主な特徴と一般的な評価をいくつかご紹介します。

まず第一に、Touit 2.8/12はカールツァイスの名声にふさわしい非常に高品質な光学性能を備えています。レンズの設計には特殊なガラス要素や非球面要素が使用されており、歪曲や色収差を最小限に抑えながら鮮明でクリアな画像を提供します。特に周辺部まで均一な解像度を持ち、画像の細部まで忠実に再現することができます。

このレンズの焦点距離12mmは非常に広角であり、広い視野を捉えることができます。これは風景写真や建築写真、内部撮影などで特に役立ちます。また、最大絞りF2.8の明るさもあり、低照明条件下での撮影や背景のぼかしを効果的に利用することができます。

Touit 2.8/12は、コンパクトで軽量な設計が特徴であり、持ち運びや使用時の使いやすさに優れています。また、堅牢な建設により耐久性も高く、さまざまな撮影環境で信頼性を発揮します。

カールツァイスレンズとしては、とてもお手頃価格で、Eマウントで星空撮影をするなら一番お勧めしたいレンズです。

ソニー 広角単焦点レンズ フルサイズ αEマウント用 FE 14mm F1.8 GM

ソニーの広角単焦点レンズ、FE 14mm F1.8は星空撮影に非常に適しています。広い画角と明るい絞り値(F1.8)により、広大な星空を美しく捉えることができます。

広角レンズは、広い視野をカバーするため、星空全体をより広く捉えることができます。これにより、星の配置や星座の形状を鮮明に表現することができます。

また、FE 14mm F1.8の明るい絞り値は、星の明るさを最大限に引き出すために役立ちます。明るい絞り値は、星々の細かいディテールや、星雲や銀河の微妙な色彩を捉えるのに役立ちます。

ただし、星空撮影にはいくつかのポイントに注意する必要があります。まず、三脚を使用することをお勧めします。長時間露光する場合、カメラを安定させる必要があります。また、長時間露光によるカメラの揺れを避けるため、シャッターを押す前にセルフタイマーまたはリモートシャッターを使用することも考慮してください。

さらに、星空撮影ではできるだけノイズを減らすために、高ISO設定やノイズリダクション機能を使用することが重要です。また、露出の設定や白飛びの防止など、撮影条件に合わせた適切な設定を行うことも大切です。

以上のポイントに留意しながら、FE 14mm F1.8を使用して星空撮影を楽しんでください。広角レンズの特性を活かして、美しい星空の写真を撮影できるでしょう。

SAMYANG 単焦点広角レンズ AF 18mm F2.8 FE ソニーαE用 フルサイズ対応

SAMYANGのAF 18mm F2.8 FEは、ソニーαEマウントカメラ向けの単焦点広角レンズであり、フルサイズ対応しています。このレンズは星空撮影に最適です。

このレンズは広角18mmの画角と明るいF2.8の絞りを提供します。広角の画角は星空全体を広範囲に捉えるのに役立ち、明るい絞りは星の輝きを最大限に引き出します。

星空撮影では、広い画角が星の配置や星座の形状を鮮明に捉えるのに役立ちます。また、明るい絞り値は星々のディテールや星雲、銀河の微妙な色彩を際立たせます。

ただし、注意点として、18mmの画角は比較的広角ですが、より広い画角のレンズ(例:14mmなど)と比べると、星空全体をやや狭く捉えることになります。そのため、星の配置や景観を考慮しながら撮影する必要があります。

SAMYANGのAF 18mm F2.8 FEレンズを使って、美しい星空の写真を撮影する楽しみを味わってください。広角の画角と明るい絞り値が、素晴らしい結果をもたらすでしょう。

ソニー 広角単焦点レンズ APS-C / E16mm F2.8 / デジタル一眼カメラα[Eマウント]用 純正レンズ

ソニーのE16mm F2.8は、APS-Cセンサーサイズのデジタル一眼カメラ(αシリーズ)向けの広角単焦点レンズです。

まず第一に、E16mm F2.8は非常にコンパクトで軽量な設計が特徴です。これにより、持ち運びや取り扱いが非常に簡単であり、日常のスナップ写真や旅行などのシーンで重宝します。

このレンズの焦点距離16mmは広角に分類され、広い視野をカバーすることができます。これは風景写真や屋内撮影、グループ写真などで特に有用です。また、最大絞りF2.8の明るさもあり、低照明条件下での撮影や被写体を際立たせることができ、とくに星空撮影にお勧めのレンズです。

E16mm F2.8は、一般的に高い画質を提供します。シャープで解像度の高い画像を生み出し、歪曲や色収差を最小限に抑えます。特に中央部から周辺部まで均一な解像度を持ち、細部まで鮮明に描写されます。

自動フォーカス(AF)性能も優れており、迅速かつ正確なフォーカスを実現します。このレンズは静止画だけでなく、動画撮影にも適しており、スムーズなフォーカストラッキングを提供します。

一般的に、E16mm F2.8は多くのユーザーから高い評価を得ています。その優れた携帯性、画質、明るさ、AF性能などが評価されています。ただ値段が安いということもあり、絞り開放時の周辺部のソフトさやボケ味はちょっといまいちという意見もあります。

それでもカメラ初心者なら十分楽しめる性能のレンズです。

 

SONY αAマウント用の星空撮影におすすめな安い広角レンズ

SAMYANG 単焦点広角レンズ 14mm F2.8 ソニー αA用 フルサイズ対応

SAMYANGの14mm単焦点広角レンズは、星空撮影に最適なレンズです。

SAMYANGは韓国のレンズメーカーであり、広角レンズが非常に高性能で明るいレンズを提供しています。そのため、星空撮影には非常に適しています。

このレンズもF2.8という明るさを持っており、開放で撮影することで肉眼では見えないほどの星を写真に収めることができます。焦点距離も14mmと短いため、シャッタースピードを遅くしても星が線とならず、自然な写真を撮影することができます。

このレンズはフルサイズカメラだけでなく、APS-Cサイズのカメラでも使用することができます。

ただし、注意点として、このレンズはオートフォーカス機能が搭載されておらず、マニュアルフォーカスでピントを合わせる必要があります。しかし、星空撮影ではオートフォーカス機能はほとんど使用されないため、この点についてはあまり心配する必要はありません。

このSAMYANGの14mmレンズは、純正のソニーのレンズと比較しても遜色のない高画質であり、コストパフォーマンスも非常に優れており、初心者にもおすすめです。

 

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