【2023年版】ニコンの一眼レフ用、おすすめ神マクロレンズ5選

ニコン
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花や昆虫など小さなものを大きく映すことができる等倍撮影ができるというのがマクロレンズの一番の魅力です。マクロレンズは、一般には単焦点で非常に高い画質の性能を誇っているため、生き物のマクロ撮影などだけではなく、ポートレート撮影や風景撮影など意外にも様々なシーンで活躍すること間違いなしです。本記事ではそんなマクロレンズの選び方とニコンの一眼レフユーザーようにおすすめのマクロレンズを紹介していきたいと思います。

マクロレンズの選び方のコツやポイント

最大撮影倍率と最短撮影距離

マクロレンズと普通のレンズとの違いは最大撮影倍率がの大きさが違うという点です。最大撮影倍率というのは、レンズを通して投影された像の大きさと、実際の被写体の大きさとの比を表したものです。簡単に言ってしまえば、被写体をどこまで拡大することができるかを表したものだと思っていただければと思います。普段皆さんがよく使っているズームレンズや単焦点レンズの最大撮影倍率は、0.2倍くらいが普通となっています。これと比較して、マクロレンズは0.5~1倍(等倍)となっています。要するに、虫眼鏡を覗いた感じで撮影できるのがマクロレンズと考えていただければOKです。なので、マクロレンズを選ぶ際には最大撮影倍率が非常に重要となってきます。選ぶ際には1倍(等倍)のマクロレンズがおすすめとなります。最大撮影倍率と併せて重要になるのが最短撮影距離です。マクロレンズであれば最短撮影距離が非常に短く設計されているので購入時はそんなに気にしなくても大丈夫です。ですがこれが短いとより被写体に寄って撮影でき、大きく映すことができるようになるため、チェックしておくのがおすすめです。

絞り

マクロレンズは接写した時の被写界深度が狭いというのが一つ特徴になってきます。そのため、レンズを選んでいくうえで絞りの広さも非常に重要なファクターです。広い絞りを採用することによってより背景を効果的にぼかすことができるようになります。

上の写真は同一のマクロレンズで花を撮影したものになります。下にいくにつれ絞りを狭くして撮影しています。このように絞りをF16 ぐらいまで絞ると背景が非常にくっきりした写真になります。反対にF3.5になると背景が綺麗にボケて、被写体である花が浮かび上がってとても美しい写真を撮ることができます。絞りを広くしすぎると被写体にもピントが合わなくなってしまいますので、F2.8程度の性能があれば、マクロレンズとしては十分だと思います。これ以上の性能を求めると値段が格段に上がってしまいます。

焦点距離

マクロレンズの焦点距離として一番おすすめしたいのはずばり100mm前後です。被写体によっても最適な焦点距離は変わってきますが、個人的には100mmが最も使いやすくておすすめだと思います。マクロ撮影というよりは風景写真をマクロレンズで撮りたい、ポートレート撮影もしたいという方には60mm程度の焦点距離が汎用性が高くておすすめです。

焦点距離とマクロレンズ撮影の関係

こちらは焦点距離を変えて撮影した、花の写真です。焦点距離が変わると背景のボケの感じも変わってきますので、レンズを選ぶ際の参考にしてみてください。

手振れ補正

続いて手振れ補正です。マクロレンズは被写体を大きく映せるという特有の性能があるデメリットとして、望遠レンズのように、手ぶれがしやすいという点があげられます。そのため基本的には手ぶれ補正機能のついているマクロレンズを選ぶのがおすすめです。ただ、60mm程度の焦点距離であれば、シャッタースピードを少しだけ早くすることによって、十分撮影可能です。

ニコンのおすすめ神マクロレンズ

Nikon 単焦点マイクロレンズ AF-S VR Micro Nikkor 105mm F2.8

ニコンの100mm/F2.8の単焦点マクロレンズです。最新の手振れ補正機構が搭載されているので、手持ちのクローズアップ撮影においても全然ブレずに撮影することができます。クローズアップ撮影では、最短撮影距離が0.314m(等倍時)あるため、昆虫や小動物などの被写体にもそこまで近寄らなくても、ダイナミックな表現が可能です。細部まで非常に細密に描写してくれるのでクローズアップ撮影に最適です。105mmという焦点距離なので、不要な背景もきれいにぼかしてくれるので、初心者でもプロっぽい写真を撮影することができます。ナノクリスタルコートと呼ばれるレンズコートが採用されているので、フレアやゴーストが発生しにくく、屋外の撮影に強い設計となっています。絞りもF2.8まで広くすることができるので、暗い所での撮影にも非常に強いのが特徴です。画質もニコンのマクロレンズとしては右に出るものがない神レンズなので、迷った時はこれを購入するのがおすすめです。

Nikon 単焦点マイクロレンズ AF-S Micro 60mm f/2.8G ED フルサイズ対応

ニコンの60mm単焦点F2.8のマクロレンズです。性能としては、先ほど紹介したレンズと遜色のないくらいの高性能なレンズです。どちらを購入するか非常に悩ましいですが、マクロ撮影をメインに上半身のポートレート撮影などを楽しみたい人は105mmのほうがおすすめです!反対に風景撮影や全身を写しこんだポートレート撮影などを楽しみたい方には、こちらの60mmマクロレンズがおすすめとなります。性能差ほとんどないので、焦点距離のみで好きな方を選ぶのが最適です!

SIGMA 単焦点マクロレンズ MACRO 105mm F2.8

こちらはサードパーティーのシグマが出しているニコンマウント用の105mm、F2.8の単焦点マクロレンズです。純正のマクロレンズと完全に同じ焦点距離と絞りのレンズになります。性能面で言えば正直ニコンの純正レンズのほうが優れています。ですが、こちらのシグマのレンズも相当高画質で他のマクロレンズに目移りしてしまうような性能差はありません。また、非常にはっきりしたコントラストでカリっとした質感の写真を撮ることができるのも特徴です。純正同様に手振れ補正などはついていますので同じように楽しむことができます。純正に比べて値段がとても安いので、コストパフォーマンスに優れています。純正のレンズは少し高いなと感じた方は、こちらのレンズがおすすめです。

Nikon 単焦点マイクロレンズ AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G

ニコンの40mm、F2.8の単焦点マクロレンズです。こちらのレンズはクローズアップ撮影に用いるにはちょっと焦点距離が短いかなという印象です。マクロ撮影でも柔らかなボケが好きな人にはこちらのほうが向いているかもしれせん。しかしこちらのレンズが本領を発揮するのは、風景撮影や、ポートレート撮影だと思います。マクロレンズ特有の解像度の高さや、背景のボケ味を活かしたポートレート写真は非常に魅力的です。マクロレンズを使った、風景撮影やポートレート撮影を楽しみたい方にはおすすめしたいレンズです。

まとめ

いかがだったでしょうか。以下のページでは各メーカーごとのおすすめマクロレンズを紹介していますのでよかったらご覧ください。

メーカー別のおすすめ神マクロレンズと特徴を徹底紹介!

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