【2023年版】カールツァイスのおすすめ神レンズ7選! 特徴も紹介

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カールツァイスはドイツの光学機器メーカーで、非常に高画質な写真が撮れるレンズとして有名です。

そこで本記事では、カールツァイスのレンズが使えるマウントとカールツァイスのおすすめ神レンズを厳選して紹介していきたいと思います。

 

カールツァイス(Carl Zeiss)とは

カール・ツァイスはドイツの機械技術者(いわゆるマイスター)カール・フリードリヒ・ツァイスが設立した光学機器メーカーです。

カール・フリードリヒ・ツァイスは顕微鏡を製作するために自信の攻防を解説し、イェーナ大学の植物学者であるシュライデン(細胞説を提唱したことで有名)激励を受け大学の研究室で使われる光学機器を製作しました。

これがカールツァイスの社の始まりとなっています。
現在は顕微鏡をはじめ双眼鏡やカメラ用のレンズなどを製作販売している光学機器メーカーとなっています。

近年では映画用のレンズとしても活躍しており、業界最大手のシェアを誇っています。

 

カールツァイスのレンズの特徴

レンズの特徴について

カールツァイスのレンズは主に単焦点レンズのラインナップとなっています。

また、オートフォーカス機能が採用されていないレンズも多くあり、マニュアルフォーカスで撮影する仕様となっています。

このことからも、カールツァイスのレンズは機動力や使いやすさ、汎用性といった点はそれほど重視せず、レンズの画質・解像度等に重きを置いているレンズということが言えるでしょう。

そのため、スポーツ等の動きの速いものに対してオートフォーカスで合わせなければならないといったシーンにはあまり向いていまん。

どちらかというとポートレート撮影などのシーンで大いに活躍するレンズが多い印象です。

初心者が使うのにとっては少々使いにくいと感じる方もいるかと思いますが、カールツァイスのレンズが出す色味やボケ味といった表現力には脱帽すること間違いなしなので、初心者でもぜひとも一度使ってみて欲しいレンズとなっています。

レンズは、非常に明るく光収差が少なく、深みのあるボケ味を表現してくれるレンズとしておすすめです。
望遠よりは広角・マクロ系のレンズに強いレンズメーカーです。

 

カールツァイスのレンズが使えるマウント紹介

カールツァイスのレンズで、日本で流通しているカメラメーカーに対応しているマウントは、ソニーaまたはEマウント、キャノンEFマウント、ニコンFマウント、ライカMマウント、ペンタックスKマウントの五種類があります。

なお、ペンタックスのZKマウントについては2010年に生産が終了しています。

カールツァイスのレンズのマウントの名称と、各メーカーに対応しているマウントの一覧は以下のとおりです。

ZAマウント ソニー・α Aマウント(旧ミノルタAマウント)またはEマウント対応
ZXマウント FUJIFILM Xマウント対応
ZEマウント キャノンEFマウント対応
ZF・ZF2マウント ニコンFマウント対応
ZKマウント ペンタックスKマウント対応
ZMマウント ライカのMマウント対応

カールツァイスはソニーと提携を結んでいることから、ソニーのマウントに対応しているレンズが最も多くなっています。

ついでFUJIFILMのXマウントが多いという構成となっています。
ソニーの純正のレンズよりも、高性能で素晴らしい画質の写真を撮影できるレンズがそろっているので、ソニーユーザーにはぜひとも使って欲しいレンズメーカーです。

本記事では主にソニー、FUJIFILMに対応しているレンズを紹介しています。

 

カールツァイスのレンズのシリーズラインナップ

Carl Zeissは現在、4つのシリーズのラインナップがあります。

・Sony/ZEISS・・・Sonyブランドとして販売されるEマウントシリーズ。
・Batis・・・35mmのフルサイズに対応するEマウントシリーズ。
・Loxia・・・Batis同様35mmフルサイズに対応するEマウントシリーズ。
ただしLoxiaはMF(マニュアルフォーカス)のみとなっています。
・Touit・・・APS-C用のシリーズ。
SonyのEマウントと、フジフィルムのXマウントのレンズがある。

Sony/ZEISSシリーズ

こちらはソニーとカールツァイスが共同で開発しているEマウントシリーズです。

・Distagon(ディスタゴン)
・Planar(プラナー)
・Sonnar(ゾナー)
・Vario-Sonnar(バリオゾナー)

レンズの構成によって上記の4つのブランドに分かれています。

端的に言えば、Distagon(ディスタゴン)は広角より、Planar(プラナー)は標準域、Sonnar(ゾナー)は中望遠域、バリオゾナーは焦点距離にかかわらずズームレンズのラインナップになっています。

 

Batisシリーズ

Batisは35mmのフルサイズに対応するEマウントシリーズとなっています。

カールツァイスのレンズ中でも上位機種に当たるレンズシリーズで、カールツァイスのユーザーであれば誰もが憧れるシリーズです。

カールツァイスの群を抜いた素晴らしい造形美、なめらかな描写が魅力のレンズとなっています。

 

Loxiaシリーズ

Loxiaシリーズは、ソニーのミラーレスカメラのために開発された35mmフルサイズ対応のレンズシリーズです。

軽量かつコンパクトなつくりで、MFのみでオートフォーカスがついてないのが、特徴です。
マニュアルでピントを合わせなければならないのでちょっと使いにくさもありますが、画質は非常に綺麗でおすすめです。

値段もBatisシリーズと比べると安価でコスパの良いシリーズとなっています。

 

Touitシリーズ

Touitシリーズは、カールツァイスのレンズのうち、ASP-Cに対応したシリーズとなっていす。

AFにも対応しており、高い画質、解像度に加え、オートフォーカスの速さと精度を兼ね備えた汎用性の高いレンズシリーズです。

Sonyのミラーレスだけでなく、フジフィルムのXシリーズにも対応しています。

 

カールツァイスのおすすめ神レンズ

カールツァイス 単焦点レンズ Batis 40mm F2フルサイズ対応

35mmフルサイズ用の単焦点レンズでソニーのEマウントに対応しているレンズです。

プロも愛用するような高画質が魅力の標準域の単焦点レンズです。
40mmという焦点距離はは人間の視野に近い画角となっているため単焦点レンズであっても汎用性が高いレンズとなっています。
最短撮影距離も24㎝と短いことから、クローズアップ撮影にも向いているレンズです。

絞りも非常に広く、暗い場所での撮影などでも高い解像度を保ったまま撮影することができます。

 

カールツァイス 単焦点レンズ Batis F2.8/18mm

先ほど紹介したレンズと同じシリーズのF2.8、焦点距離18mmのレンズです。

絞りが広く非常に明るい広角レンズとなっているため、風景撮影や集合写真だけでなく、夜景撮影や星空撮影にも向いているおすすめのレンズです。
豊かな彩度と鮮やかな色彩、はっきりとしたコントラストの表現ができるレンズであるため、プロにも愛用されています。
また防塵防水性能も優れていることから、屋外での使用にも適しています。

Carl-Zeiss-Batis-F2.0-40mm
Nikon Z 7 / ZEISS Batis 2/40 CF / マニュアル露出(1/125秒・F2.0) / ISO 400

こちらの写真はこのレンズで撮影された写真です。
このノスタルジックな描写を表現できるのはカールツァイスならではです。

 

カールツァイス Carl Zeiss 単焦点レンズ Touit F1.8/32mm

TouitシリーズのF/1.8、焦点距離32mmの単焦点レンズです。
こちらのレンズはAPS-C専用のレンズとなっています。

マウントはソニーのEマウント、FUJIFILMのXマウントに対応しています。
開放絞りはF1.8と圧倒的な広さで、暗いシーンでもISO感度を上げずに高解像度の写真撮影が可能です。

また、開放で撮影することで綺麗なボケを簡単に演出することができます。
レンズ表面にT反射防止コーティングが施されているため、光の条件が悪い暗いようなときや逆に明るすぎて普通のレンズだとフレアが発生してしまうようなシーンのときでも鮮やかな描写をしてくれる光学設計が採用されています。

フォーカスシステムも、安定したスムーズなオートフォーカスと優れた結像性能を有しています。

 

Carl Zeiss Touit 2.8/50mm マクロレンズ

カールツァイスの単焦点50mmのマクロレンズです。
ソニーのEマウントとFUJIFILMのXマウントがラインナップされています。

カールツァイスはもともと顕微鏡から始まったメーカーであることから、マクロレンズとしての性能はピカイチです。

カールツァイスのマクロレンズで切手を接写したものです。細部まできれいに改造されていてカールツァイスの素晴らしさがうかがえます。

 

こちらのテントウムシの写真も同じマクロレンズで撮影されています。
非常に渋い色合いを表現していて素敵です。マクロレンズが好きな人はぜひとも買っていただきたいレンズです。

 

カールツァイス 標準ズームレンズ Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー Eマウント用 APS-C専用

カールツァイスの中でも汎用性が高くて人気のVario-Tessarシリーズのおすすめレンズです。

焦点距離は16mm~70mmで、標準域から中望遠までカバーすることのできるおすすめのレンズです。
カールツァイスのレンズの中では非常に汎用性が高くとても使いやすいレンズです。

ただ、開放絞りF4とカールツァイスのレンズとしては少し絞りが狭めとなっています。

十分きれいなボケなどを演出してくれるレンズですが、同メーカーの単焦点レンズたちと比べてしまうと少し性能面では劣ってしまうかなといったレンズです。
これでも十分な性能ですが・・・またコストパフォーマンス的にはむしろ優っているレンズであるため、汎用性が高いレンズが欲しい方には非常におすすめの一本となっています。

 

Carl Zeiss 単焦点レンズ PLANART1.4/50mm ZE(N)

こちらは今までのレンズとは違い、キャノンのEFマウントで使える単焦点レンズとなります。

キャノンユーザーの方でもカールツァイス独特の描写を楽しみたい方におすすめの一本です。

50mmはポートレート撮影などで使いやすい画角となっています。
開放F値も1.4と非常に明るく、背景をきれいにぼかすことができるのがおすすめポイントです。

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