野鳥撮影には、焦点距離の長い超望遠レンズ、手振れ補正や素早いオートフォーカス機能などが求められます。
オリンパスの一眼レフカメラは本体に手振れ補正機能が備わっており、超望遠レンズも高いオートフォーカス機能を有しているものが多く、野鳥撮影をするにはとてもおすすめの光学機器メーカーとなっています。焦点距離もマイクロフォーサーズのためフルサイズ換算で、焦点距離が倍になるため、野鳥撮影に向いているレンズとなっています。
そこで本記事では、野鳥撮影で使えるおすすめの一眼レフカメラのボディと超望遠レンズについて、紹介していきたいと思います。
野鳥撮影におすすめのオリンパスのカメラボディ
野鳥撮影に用いるカメラのボディを選ぶうえで重要となるのは、センサーサイズと連射スピード、ISO感度、有効画素などがあげられます。
最近のカメラはどんどん性能が向上しているため、センサーサイズと連射スピードに着目しておけば間違えることはないと思います。
OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M1 MarkIII ボディ
画素数 | 2037万画素 |
手振れ補正 | 7.5段分 |
AF | 121点オートクロス |
高速連射 | 最大10コマ/秒 |
重量 | 0.5kg |
たったの500gという圧倒的な小型・軽量システムで高画質なカメラです。
さまざまな環境下での撮影を可能にするプロフェッショナルモデル「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III」となっています。
防塵・防滴、耐低温設計により過酷な環境下でも安心して使える小型・軽量ボディーに、世界最高7.5段の手ぶれ補正、新画像処理エンジン「TruePic IX」が生む高画質を備え、機動性に優れたカメラとなっています。防塵・防滴体制により、屋外での野鳥撮影に向いているカメラです。
高精度なフォーカス性能を実現する121点オールクロス像面位相差AFセンサーを搭載により、素早く精密なAF機能が備わり、飛んでいる野鳥に対しても、ばっちりピントを併せることができます。
天体写真の世界に革新をもたらす「星空AF」による天体のオートフォーカス撮影、進化した「顔優先/瞳優先AF」で人物撮影も効果的に行えます。また「OLYMPUS OM-D E-M1X」で好評の「5000万画素手持ちハイレゾショット」と「ライブND」、「プロキャプチャーモード」や手持ち4K動画なども備わっていることから、野鳥撮影以外も楽しむことができます。
オリンパスのミラーレス一眼システムは、交換レンズを含めた小型・軽量による圧倒的な機動力が最大の魅力となっています。解像力の高い高性能なレンズ群と強力な手ぶれ補正機構により、さまざまな撮影シーンにおいてシャープで高画質な写真や動画の撮影が可能となっています。
OLYMPUS PEN E-P7
画素数 | 2030万画素 |
手振れ補正 | 4.5段分 |
AF | 121点オートクロス |
高速連射 | 約8.7コマ/秒 |
重量 | 0.337kg |
続いては、オリンパスのPENシリーズのE-P7です。
先ほどのOMシリーズが上級機だったのに対し、こちらは中級者向けのモデルとなっております。
手振れ補正や連射スピード、撮影できる写真の画質に影響する性能については、少し劣るものの、よりコンパクトでおしゃれなデザインのカメラとなっていることから、カメラ女子にも人気のカメラとなっています。
撮れる写真の質に関してはレンズと比べるとそれほど大きく影響してこないことから、コストを抑えたい方にはPENシリーズのレンズで十分楽しむことができます。
野鳥撮影におすすめのオリンパスの神望遠レンズ
野鳥撮影のレンズは、焦点距離400mm以上が必要となります。そのため、マイクロフォーサーズのマウントで野鳥撮影に使えるレンズは基本的には2種類しかありません。
そのため、次に紹介するオリンパスのレンズか、パナソニックのレンズから選択する必要があります。
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
オリンパス/OMシステムの100~400mmの望遠ズームレンズです。
マイクロフォーサーズのカメラであれば、オリンパスのこのレンズが最もおすすめとなります。
マイクロフォーサーズはセンサーサイズが小さいため、フルサイズ換算で200~800mmの焦点距離のレンズとなります。そのため野鳥撮影に非常に向いています。
オリンパスはカメラ内部にも手振れ補正機構が備わっており、カメラボディとレンズともに軽量でコンパクトであることから、手持ち撮影にも向いていて非常におすすめです。
Panasonic DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3
続いてはパナソニックの100~400mmの望遠ズームレンズです。
オリンパスと同様マイクロフォーサーズのカメラであればレンズを使用することができますので、マイクロフォーサーズのユーザーであれば、パナソニックよりはオリンパスのほうがおすすめといえます。
正直そこまで大きな差があるわけではないため、こちらのふたつは好みで決めてしまってもいいと思います。