スポーツ撮影におすすめなキャノンのミラーレス用の望遠レンズ5選

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スポーツ撮影には、長い焦点距離の望遠レンズと、動きの速いシーンを切り抜くためのオートフォーカス機能が重要となってきます。そこで本記事では、スポーツ撮影におすすめなキャノンのミラーレス用の望遠レンズを紹介していきたいと思います。

スポーツ撮影におすすめな望遠レンズの選び方

サッカー、野球、陸上競技、テニス等様々なスポーツがあります。これらのスポーツ撮影におすすめなレンズの選び方を紹介していきたいと思います。

広い絞り

動きの速いスポーツを撮影する場合、通常、アクションを停止するシャッター速度が最優先されます。具体的には1 / 500、1 / 1000、またはそれ以上のシャッタースピードが必要になります。これらの速いシャッタースピードを得るには、広い絞りが鍵となります。アウトドアスポーツは、f / 5.6の最大絞りレンズでも問題なく機能する明るい日光の下で行われることが多いので、そこまで絞りにこだわる必要はありません。絞りを大きくすると、特に気が散るスポーツ会場の背景がぼやけ、シャッター速度が最も速く、ISO設定も低い値にすることができます。そのため予算があれば、広い絞りのレンズのほうがおすすめです。また、競技を撮影する場合は、会場が少し暗めとなる競技もあるため、できるだけ広い絞りのレンズがおすすめとなります。広い絞りは、必須というわけではないので、予算との調整で決めるのがおすすめです。

焦点距離

スポーツ用の望遠レンズを選択するうえで、最適の焦点距離を選択することは、非常に重要です。大きなイベントを撮影するプロのスポーツ写真家は、通常、少なくとも3台のカメラを同時に使用し、常に適切な焦点距離を使用できるようにします。おそらく2つはズームレンズを使っていることが多いでしょう。ズームレンズは、機会ごとに適切なフレーミングを実現し、幅広いビューと視点を撮影するのに最適です。しかし、ズームレンズは一般に絞りが狭いという問題があるため、焦点距離が200mmを超える究極のスポーツレンズは、超広口径の単焦点距離レンズがおすすめとなります。大規模なフィールドスポーツ(サッカー、野球)を撮影する場合は、フルフレームの400〜600mmの焦点距離の画角が必要になる可能性があります。会場に完全にアクセスできる陸上競技を撮影している場合は、24mmから400mm、さらには600mmまでの任意の焦点距離が役立ちます。柵の外や観覧席から撮影する場合は、被写体の距離にもよりますが、200mmから400mm以上が必要になるでしょう。逆にテニスやバスケなど比較的フィールドが小さい競技や、撮影位置が選手の近くで撮影できる競技であれば200mmの焦点距離で十分撮影できます。

オートフォーカス機能

動きの速いスポーツが被写体である場合、オートフォーカス性能はレンズ間の大きな差別化の要因です。ほとんどのレンズは、フィールドを横切って垂直に走る遠くの被写体をキャプチャできますが、近距離または距離で近づいたり離れたりする被写体に焦点を合わせるには、優れたレンズが必要です。リーズナブルなレンズでは、オートフォーカスのスピードが遅くシャッターチャンスを逃してしまう事になります。

手振れ補正

レンズの機能である手ぶれ補正は、多くの種類のアクションスポーツ写真にとってはさほど重要ではありません。スポーツレンズを手に持つために必要なシャッタースピードは、通常、動作を停止するために必要なシャッタースピードが手ぶれを止めるのに十分速いため、問題にはならないということです。ただし、手振れ補正は、イベントで他の被写体(スタンドにいる人、ベンチにいるプレーヤー)に使用できる非常に便利な機能です。さらに、手ぶれ補正は、AF性能を向上させることにもつながります。

スポーツ撮影におすすめのキャノンのミラーレス用の望遠レンズ

Canon 望遠レンズ RF100-500mm F4.5-7.1 L IS

100mmの中望遠から500mm の超望遠域まで撮影できる非常に汎用性の高いズームレンズです。手ぶれ補正も強力で500mmでSS1/50sでも十分撮れるのが魅力的です。開放絞りはそんなに広くないものの高感度が売りのカメラボディであれば、日没頃まで手持ちで十分勝負できます。オートフォーカスについても非常に高速で、遠い所から近場に移してもすぐにピントが合うので言うことなしといった性能です。写りは非常にハイコントラストで情報量の多い綺麗な写真が撮れる、一番おすすめしたいレンズです。

キャノン RF 70-200mm F4 L IS USM M レンズ

キャノンの70~200mmの中望遠のズームレンズです。RF100~500mmと比較すると、焦点距離が短いことにより少し汎用性は劣るものの、画質はこちらのほうが勝っています。画質は非常に色鮮やかでシャープなコントラストが印象的です。手振れ補正も最大5ストップと非常に優れています。野球やサッカーなど幅広いグラウンドの協議では少し役不足ですが、バスケットやバレーなどそんなにフィールドが広くなく撮影位置からの距離が近い競技であればこちらのレンズのほうが向いています。

キャノン RFレンズ RF70-200mm F2.8 L IS USM

こちらは先ほど紹介したレンズの完全な上位互換になります。開放絞りがF2.8となって、より背景をぼかした撮影がしやすくなったり、暗い所でもISO感度を上げることなく撮影することができるので、より綺麗な画質を保った写真を撮ることができるようになります。デメリットとしては値段が高くなってしまうという点です。予算に余裕がある場合はこちらのレンズがおすすめです。

キャノン RFレンズ RF24-240mm F4-6.3 IS USM

キャノンの24~240mmの高倍率ズームレンズです。これ一本で焦点距離24mmという広角域から240mmという望遠域まで一気にカバーすることができるので非常に汎用性の高いレンズです。Lレンズではないため、画質や解像度は今までのレンズと比べると少し劣りますが、とてもコストパフォーマンスがよいため、入門用の望遠レンズとしておすすめです。望遠側の性能は比較的優れていますが、広角側では歪曲がみられるというデメリットがあるのがちょっと気になるところです。それでもレンズ交換なしでいろいろな撮影が楽しめるので異常に面白いレンズだと思います。

レンズアダプターを使ってEFマウントレンズを使う

キャノンのミラーレス用であるRFマウント対応の望遠レンズは、残念ながらそんなにラインナップが多くありません。そこでRFマウントのカメラでも、EFマウント用のレンズが使えるようになる、レンズマウントアダプターを購入するのもおすすめです。

こちらをミラーレス一眼レフカメラに装着するだけで、EFマウント用のレンズが使えるようになります。非常に安価で、レンズの選択肢が広がるためおすすめです。中でも望遠レンズはEFマウントで非常に充実しているので、アダプターとEFマウントのレンズを購入するのも考えてみてはいかがでしょうか。

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